顔脱毛と同じ日に美容院で髪を染めてもいいですか?
A.カラー剤の刺激で炎症がひどくなったり、色素沈着になる可能性あり。別の日にするのが無難。
カラー剤・パーマ液とは
ウィキペディア大先生によると、カラー剤とは「パラフェニレジアミンなどの酸化染料を主成分にし、使用時に過酸化水素と混合することにより酸化発色し、毛髪を永久的に染める」ものを言うみたい。
ジアミン系の酸化染料は、体質により接触性皮膚炎(カブレ)を起こすことがある他、アンモニアなどの刺激性物質が含まれていることもあるんだって。
パーマ液は一般的に1剤・2剤と呼ばれる二種類の薬剤を使用するんだけど、簡単に言ってしまうと、1剤で髪の毛のタンパク質(ケラチン)の結合同士(シスチン結合)を還元して切断し、2剤で酸化して再結合させることでパーマをかけているらしいの。
(参考:http://www.perm.or.jp/01/01.html)
脱毛後のカラーorパーマで炎症リスクが上がる
カラー剤もパーマ液も刺激性の物質を含むから、皮膚炎を起こすことがあるの。
カラーやパーマをした時に頭皮がヒリヒリすることがあるけど、これはその薬剤の刺激で頭皮が炎症を起こしている可能性があるためと考えられるよ。
脱毛後の皮膚は軽い炎症(軽い火傷)を負った状態だから、もし薬剤がレーザー照射部位(額やうなじの生え際など)に付いてしまうと、普段は大丈夫でも炎症が強く出てしまう可能性があるよ。
できれば、額やうなじなどの脱毛と、カラーやパーマをかける日は、皮膚の赤みが消えた後2週間ぐらい空けた方が無難かな、と思います。
結論
・できればカラー・パーマと顔脱毛やうなじ脱毛は別の日(2週間程度間を空ける)にした方が無難
・ひりつきなど全く起こさない自信があるなら、肌に薬剤がつかないよう細心の注意を払ってもらった上で、カラーやパーマ後に顔脱毛やうなじ脱毛をするのは一考の余地あり。ただし、炎症が強くでるリスクは否めない。
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