A:カツ子のように完璧を目指すのであれば2~3ヶ月毎は必須。大まかに毛を減らしたいなら4ヶ月の方が良い場合がある。
脱毛間隔の考え方
毛周期って知ってますか〜??
詳しく知りたい人は毛周期から勉強してね!
さて、簡単に説明していくと、毛には毛周期って言う周期があります。
春・夏・秋・冬の周期があるように、毛にも周期があります。
その周期の中の成長期という期間にだけ毛は脱毛レーザーの効果で脱毛されます。
逆に言えば、成長期以外の毛は脱毛できないのですよ。
さて、全身の毛の成長期の期間や休止期の期間は違います。
例えば足はグラフから成長期が4ヶ月、休止期が6ヶ月の周期を繰り返しています。
腕は成長期が3ヶ月、休止期が4,5ヶ月の周期を繰り返しています。
①2ヶ月ごとに脱毛した場合
②3ヶ月ごとに脱毛した場合
③4ヶ月ごとに脱毛した場合
の3パターンを考えてみましょう。
8回コースの場合で考えてみます。
①で足の場合8回中成長期に照射できるのが4回
②で足の場合8回中成長期に照射できるのが4回
③で足の場合8回中成長期に照射できるのが3回
①で腕の場合8回中成長期に照射できるのが4回
②で腕の場合8回中成長期に照射できるのが3回
③で腕の場合8回中成長期に照射できるのが4回
となります。
結果から、2ヶ月毎の脱毛では4ヶ月毎の脱毛より、より短期間に成長期の毛に反応させることが出来ていることに気付きます。3ヶ月毎であれば、4ヶ月毎と部位により結果は変わりますが、成長期の毛に反応できる回数は変わりません。しかしながら、時間効率という概念を取り入れると3ヶ月毎の方が効率が良いと言えます。
ここから導かれる結論は
「2ヶ月毎の脱毛は効率(成長期の毛に反応させられる回数と時間効率)が良い」
です。
しかし、大事な視点がこの考え方では抜け落ちています。毛だけに。
それは、脱毛は太いけから順に脱毛されていく。ということです。
別に全ての毛を脱毛したいわけじゃないよって方はここまで深く考える必要がないのです。
ただ、太い毛がある程度生えた時にそいつを仕留めていけば目立つ毛は減るのです。
毛周期のことを考えていないので、細い毛などは残ります。しかし、太い毛に集中して反応させているので見た目的にはかなり減ったように感じると思います。
この考え方から導かれる結論は
「見た目がまぁまぁ改善されるくらいを望むのであれば毛周期よりある程度毛が生えたら照射する」
です。
結論
完璧ツルツルを目指すのであれば2ヶ月毎をコンスタントに続けよう。
ある程度で良い人であれば2ヶ月以上間隔が空いてもある程度毛が生えてきたら脱毛に行こう。
以下、参考までに載せておきますね。
成長期の毛しかレーザー脱毛できない。例外はない。
ここで思い出して欲しいのは、脱毛というのは成長期の毛にしか効かないということ。
毛周期に関係なく脱毛出来る脱毛機は嘘ですので騙されないでくださいね。
成長期の毛の割合を見てもらうと、体は大体20%〜30%です。
ですので、どんなに効果的な脱毛をしても減毛率は20~30%が限界となります。
部位 | 休止期(%) | 成長期(%) | 休止期の期間 | 成長期の期間 |
頭皮 | 13 | 85 | 3〜4ヶ月 | 24〜72ヶ月 |
顎髭 | 20 | 70 | 2,5ヶ月 | 12ヶ月 |
上口唇 | 35 | 65 | 1,5ヶ月 | 4ヶ月 |
腋窩 | 70 | 30 | 3ヶ月 | 4ヶ月 |
陰部 | 70 | 30 | 3ヶ月 | 4ヶ月 |
上肢 | 80 | 20 | 4,5ヶ月 | 3ヶ月 |
下肢 | 80 | 20 | 6ヶ月 | 4ヶ月 |
乳房 | 70 | 30 | ー | ー |
下記文献引用
)Fuchs M. Thermokinetic selectivity-a new highly effective method for permanent hair removal:experience with the LPIR alexandrite laser. Derm Prakt Dermato1.1997;5:1-7.
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